はっきり言って債務整理には時間がかかります。認可決定まで大体半年から10か月程度は覚悟しておいた方がいいと思います。しかしその間、これまで苦しめられてきた、しつこい督促や厳しい取り立てから解放された穏やかな日々が戻ってきます。毎月支払っていたお金は弁護士費用の積み立てに回りますが、生活費用は完全に担保されるので安心してくださいね。
まず初めに・・・
あなたは「債務整理」って、「自己破産」のことだと思っていませんか?
僕自身は、正直そう思っていました。
自己破産すること
= イコール
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持ち物(家、車、趣味のもの・・・etc)は全て差し押さえられて、家族や会社にもバレてしまって失業する!
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友だちからは白い目で見られて人間関係もガタガタになる!
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子供は学校でイジメられる!
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最終的には離婚せざるを得なくなり、住む家もなく、ひとりぼっちで何処か別の場所に流れて、一生を終える・・・
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ジンセイ、オワッタwwwww
これって完全に僕の思い込みでした。
つまり間違いだったということです!
自己破産に対する誤解もそうですが、「自己破産」はあくまでも最終手段であって、そこに至るまでには「任意整理」や「民事(個人)再生」という別の方法があるということを全く知らなかったのです・・・
これら「任意整理」や「民事(個人)再生」という「自己破産」以外の方法であれば、持ち家を手放すこともないですし、自分の周りの人たち(家族にさえも)に知られずに手続きを進めることが可能です。
ここら辺の、自分にとって最善の方法が何であるかは、弁護士(または司法書士)さんとの話し合いの中で決まっていきます。
債務整理の大まかな流れについて
【債務整理の流れ】・・・民事(個人)再生手続きの場合
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☆正式依頼、受任通知発送
債権者からの取り立てや督促が即時ストップします!
債権者への支払いも全てストップします!
※その分の金額は弁護士費用の分割払い金となります。
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☆申立準備期間
債務整理の方法によって変わるため、一概にどのくらいの期間とは言えませんが
「個人再生」を選択した僕の場合は約3ヵ月くらいでした。
資産調査や必要書類の収集に時間が必要ですし、過払い金請求に対する債権者との
交渉(弁護士さんがやってくれます!)期間も含まれます。
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2.裁判所へ申立
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☆裁判所の手続期間・・・約6ヵ月間
再生計画に基づく支払予定額を毎月、積立金として再生委員に振り込みます。
僕の場合は弁護士事務所の指定する口座へ毎月振り込みました。
※最終的に、弁護士費用と諸経費を除いた金額は戻ってきます!
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3.再生計画認可決定
☆再生計画に基づく支払開始(原則3年間)
※僕の場合は債務金額が多く、子供の教育費等も考慮して頂いて月々の支払金額を抑えるために支払期間5年が認められました。
ざっとこんな流れで進んでいきます。
弁護士事務所へ正式依頼したら、即時支払いも中止します!(そのお金は使っちゃダメです)
どんな債権者(怖い系含む!)からの取り立てや督促も、ここから先は法律で禁止されているので即座にストップします!
とりあえずは平穏な生活が戻ってきます!
弁護士から債権者への受任通知書が到着するまでの数日間の間は、もしかしたら債権者からの督促があるかもしれません。
その時は、「〇〇法律事務所に再生手続きを申請しました」と伝えれば相手はそれ以上何も言ってこなくなりますので安心してくださいね。
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