債務整理を申請する前に準備すること、注意することを経験からお話します。

債務整理
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トップページの記事(ホーム)にも書いてある通り、某弁護士法人〇〇法律事務所のラジオスポットCMを聞いて、突発的にその日のうちに弁護士と面談して依頼を決めた僕が、「こんな風に準備してから面談すればよかった!」と今にして思うことがいくつかあります。今回の記事はその辺りを書いてみたいと思います。

 

ここまでの記事を読んで頂き、ありがとうございます!

何となく、これからのご自身の生活再建への道筋が見えてきたのではないでしょうか?

僕自身の時も、ネットや書籍で調べまくっては1冊のノートにまとめていきました。

当時は家族に内緒にしようとしていたので、会社で残業するフリして作業していましたね・・・

最終的には家族(嫁さん)の協力がなくては抱えきれない金額だったので、すべてを話して自分のこれまでを詫び、頭を下げて頼みました。

離婚寸前(偽装離婚するか、しないか)までいきましたが、結果的に何とか納得してもらい、現在では昔以上にラブラブ?です(苦笑)

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申請(依頼)する前に準備すること、注意すること。

書類的に準備することが中心となりますが、気持ちの面での準備もとても大切です!

【依頼する前に準備すること】
<債務額の把握>
・まずは借入先と金額、月々の返済額をすべて書き出してください。
キャッシング分だけでなく、物品購入クレジット分なども全て書き出します。
借入時の書類等はあるに越したことはありませんが、無くても大丈夫でした。
支払いの領収書や郵送されてくる請求明細等も、この際すべて整理しましょう。
依頼する際の面談の時に、これらの書類があるとその後の過払い金回収可否の判断に役立ちますし、何より自分がこれまでに重ねてきた債務額の多さに、「二度と借金はしない!」という思いが強くなります。
・住宅ローンがあれば月々の支払額や購入価格、ざっくりした残額等も調べておきましょう。
・自動車ローンがあれば、こちらも月々の支払額、購入価格や残額も必要となります。
・会社からの借入(社内厚生年金貸付等)があれば内容や状況について調べておきましょう。
☆会社に知られたくない場合は、こちらの借入が問題になってきます!
僕の場合がそうでした・・・。もしも「おまとめローン」等で回せるお金があるなら、
この部分は完済しておいた方がベストです!
難しければ、その旨を弁護士さんに相談すれば何かアドバイスをくれるはずです。

<収入額の把握>
・給与明細等、月収となる収入が判断できるものを準備しておきましょう。
・既婚でパートナーに収入があれば、その額も把握しておきましょう。
これらの金額は、最終的に月々の弁済可能額策定の資料となります。

<月間家計支出額の把握>
・住居費、食費、光熱費、等の必ず必要となる金額を把握しておきましょう。
これも最終的に月々の弁済可能額策定の資料となります。

<資産額の把握>
・自分名義の預金通帳(複数ある場合は全て)は直近まで記帳を終わらせて持参しましょう。
・会社での「持ち株会」等、あれば質問されますので調べておきましょう。
・生命保険等、保険関係は必ず質問されますので証書等は準備していった方がいいでしょう。
・自己所有の不動産をお持ちの場合には不動産登記簿謄本、住宅ローン契約書、固定資産税納付書のコピー、不動産の査定書を持参してください・・・
(と僕の依頼した弁護士事務所のパンフレットに書かれていますが、これってメチャクチャ準備に手間取りました。僕が最初に相談面談した時には持参できなかったので、後日提出しました)

<相談面談の際に正式依頼を検討中の場合>
・身分証明書
・認印
・クレジットカード(自分名義のもの全て)→受任決定の場合、その場で全て処分します!
・着手金の内金(5千円~1万円程度で大丈夫のはずです)

以上が相談面談時に準備しておくべき書類関係となります。
正直、メチャクチャ面倒くさいです!
でも自分の人生、家族の将来、すべて何とかしようとしているのですから、少々の面倒くささは自業自得と割り切って、とにかく頑張って準備しましょう!

これだけは絶対に注意して欲しいこと

☆特に「民事再生」の申請を検討されている場合ですが、どうせ最終的に借金が減額されるのだからと、手持ちのクレジットカードの限度額いっぱいまでキャッシングやショッピングをしてしまうことは、絶対にやめた方がいいです!!
それぞれのクレジットカードの最終利用日は当然データとして残りますし、その日付から間を置かずに弁護士から受任通知が届けば、まず間違いなく債権者側は債務整理に「NO」を突き付けてきますから。
そうなると、最終的に「自己破産」しか選択肢がなくなってしまいます!悪質な場合は、それすら認可が下りないことも充分想定されます。
「バレなきゃ大丈夫でしょ」くらいの軽い気持ちであっても、こればっかりは人間として最低限やっちゃダメなことでしょう?こんなことをヤレちゃう人は、仮に運よく再生計画認可となっても、絶対に自分の欲望に負けて、いつかまた借金生活に逆戻りしてしまう人だと思います。

まとめ

長くなってしまいましたが、この準備をキッチリとやることが、これからの手続きをスムーズに進めていく上で大切なことなのです。
次の記事では債務整理申請後に生じる不都合なことに対する、僕の経験上やっておいて良かったことを紹介したいと思います。

 

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