債務整理に関する3つの方法(任意整理・民事再生・自己破産)に共通するデメリットである信用情報機関の事故情報(通称:ブラックリスト)の事故履歴が消えるまでには、最低でも5年間から7年間は新規の借入は出来なくまります。従ってクレジットカードを持つことも出来ません。
前回は債務整理申立前に、僕がやっておけば良かった・・・と後で反省した二つの事のうち、携帯電話の契約のことをお知らせしました。今回はもうひとつ、クレジットカードの事についてお話しましょう。
クレジットカードを失って困ったこと
それはズバリ・・・
ネットショッピングやネットオークションなどの決済において、選択肢が限定されてしまうということです。
僕の場合で困ったのは、AMAZONとヤフオク、あとは楽天市場での取引でした。
これらネットショッピングやネットオークションを経験された方はわかると思うのですが、主な決済方法として『クレジットカード払い』、『銀行振込』、『代引き』があります。
ヤフオクに関しては事前にヤフーに登録したクレジットカードを使っての、『ヤフー!かんたん決済』が一般的ですね。
クレジットカード決済とその他決済方法の違い
正直なところ債務整理申請前の僕であれば、多重債務に苦しんでいるくせに「どうせ手数料たって何百円だろ!」くらいにしか考えていませんでした。きっと金銭感覚がマヒしていたんですね。本来であれば払う必要のないお金(手数料)が無駄金と思えるようになった現在の自分の金銭感覚ってセコイですか??
ネットでのショッピングは楽しい!
ブラックリスト問題で借金が出来なくなったからといって物欲が消えるわけではありません。僕は昔から『コレいいな!欲しいな!』と思ったものはスグにでも手に入れないと我慢できない性分でした。それが結果的に多重債務を抱えて1,000万円もの借金をこさえてしまう原因のひとつでもあった訳です。
当たり前のことですが債務整理中であっても通常の消費活動に制限はありません。現金で買えばイイだけの話ですから。
債務整理中の僕の楽しみは、考えて考えて本当に欲しいな、手に入れたいな、と思えたものを如何に安く手にれるか?に変化しました。
その楽しみを満たすためのツールがネットでの比較対象作業です!
自分が欲しかったものと同じ機能を持った商品を含めて探してみると、無名ブランドであっても機能的には遜色ないものも沢山ありますし、それを見つけるのも楽しいものです。
ネットオークションでの小遣い稼ぎも楽しい!
倹約生活の中でお金の大切さもわかってきたところで、やはり副収入的なものは欲しいです!
アフィリエイトなどもいつかはやってみたいと思っていますが、まずは手持ちの不用品をネットオークションで現金化して、自分の本当に必要なものを手に入れることにハマっています。
使えていない音楽機材やゴルフクラブ(ドライバー、スプーンなど)はオークションで売って買い換えました。
これから先の何年もの間、「どうせ自分は借金のできない身の上だから・・・」なんてうつむいて暮らしていても何にも楽しくないですしね。それなら身近な所から「どうやったら稼げるか?」を考えながら前向きにとらえて頑張っています!
借入しないクレジットカードとは?
デビットカード
一言でいうならば ” 後払いができないクレジットカード ”というのが一番判り易いでしょう。
クレジットカードは購入した商品代金を後払い出来るカードで、現金の手持ちが無くても欲しい時に欲しい物を購入することが出来ますが、デビットカードは欲しい物を購入する場合、即時決済となり後払いで購入することが出来ないカードなのです!
デビットカードの特徴
◆即時決済方式なので、クレジットカード会社による審査がない。元よりデビットカードの発行会社は銀行であるため、銀行口座さえあれば信用機関による事故情報は関係なく持てる。
◆1回払いのみ。限度額は銀行口座残高。
◆国際ブランド(VISA、JCB、銀聯)のデビットカードであれば普通のクレジットカードと同じ利用が可能。ネット決済も出来る!
◆盗難保険やショッピング保険が付帯している!
まとめ
僕が利用しているのは ” 楽天銀行VISAデビットカード “です。
他にも『三菱東京UFJ-VISAデビット』やイオン銀行の『イオンデビットカード』などがありますが、ご自分のお持ちの銀行口座や手数料などで使いやすいものを選んだ方がよいと思います。
デビットカード、お勧めです!
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